秋の気配が深まる今日この頃、青森市の森林博物館では、歴史ある建物を守るための新しい作業がスタートしました!

そう、**「菱葺(ひしぶき)」**です!

見てください、この美しい幾何学模様。 一枚一枚、職人さんの手によって葺かれていく屋根は、まさに芸術品です。

実はこの菱葺き、最初は職人さんたちも少し悪戦苦闘していたんです。 普段の屋根とは違う、特殊な技術が求められる仕事。

でも、そこは流石プロフェッショナル! 試行錯誤を繰り返しながらも、着々と美しい屋根を作り上げていく姿は、思わず「カッコいい…!」と声が漏れてしまうほど。

若き職人の背中

現場には、ベテラン職人さんの隣で一生懸命に汗を流す新人の板金屋さんの姿もありました。 「手元(てもと)」として、先輩の動きをじっと見つめ、次に何が必要かを考え、さっと補助に入る。

※手元(てもと)とは、職人さんがスムーズに仕事を進められるように、道具を渡したり材料を運んだりして補助をする大切な役割のことです!

その真剣な眼差しを見ていると、なんだか胸が熱くなりました。

ベテラン職人の大きな背中を、彼はどんな思いで見つめているんだろう。 技術を学び、いつかはこの大きな屋根を一人で葺けるようになる日を夢見ているのかもしれませんね。 彼のこれからの成長が、本当に楽しみです!頑張れ、新人くん!

未来の現場監督、現る!

話は少し変わりますが、先日嬉しい出来事がありました。 以前、弊社のオープンカンパニーに参加してくれた学生さんが、なんと採用試験を受けに来てくれたんです!

「この仕事がしたい!」という強い意志と、しっかりとした目標が伝わってきました。 きっと彼は、これからどんな困難にぶつかっても、持ち前のガッツで乗り越えていける。そう確信させてくれる、素晴らしい生徒さんでした。

どの世界も、こうして若い世代に繋がっていくんだなあと、しみじみ感じます。

ジジイも悪くない!

職人さんの熟練の技に感動し、若い世代のひたむきな姿に心を打たれ…。 最近、つくづく「ジジイになったなあ」と感じます(笑)。

でも、こうして素直に感動できるって、素敵なことですよね。 心が動かされる瞬間があるって、毎日がキラキラして見えます。 そう考えると、ジジイも悪くない!むしろ、最高です!

森林博物館の菱葺きは、まだ始まったばかり。 職人たちの技と、若き力が融合して、どんな素晴らしい屋根が完成するのか。 これからも、このnaribunタイムスでレポートしていきます!

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