12/202025
ひとり、冬の朝に溶ける
あまり大きな声では言えないけれど、私はいつも、社長に注意されるくらい早く出勤している。
誰もいない静かなオフィスで、今日一日の段取りを考えたり、とりとめもないことを思ったり。 そんな「心の準備」をする時間が、私はたまらなく好きなのだと思う。
今朝は、冬の青森には珍しいくらいの晴れ間だった。 空気もどこかやわらかくて、まだ日が昇る前の空は、大好きなマジックアワーの色。
通勤の途中でその空を見上げた瞬間、なんだか心がふわっと軽くなった。 昨日の忘年会の眠気もどこかへいってしまって、ただただ、この景色の中にいたいと思った。 得した気分で、わくわくしながらカメラを持って歩き出す。
職人さんたちが現場に来る前の、まだ静かな街。 森林博物館から、ベイブリッジ、そしてBAYエリアへ。

冬のベイブリッジは歩けなくて少し寂しいけれど、それでもここから見える景色は、私にとって特別だ。 レンズ越しに見る世界はいつもより優しくて、シャッターを切るたびに、心が整っていくのがわかる。
歩きながら、ふと思った。 私はこれからも、自分の心が「好き」だと感じる風景を、もっともっと探し求めたい。
日常の中にある、小さな、けれど確かな幸せ。 そんな景色を、これからも大切に、丁寧に、拾い集めていこう。#青森の朝 #ひとりごと #マジックアワー #冬の晴れ間 #自分を整える




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