空と向き合う時間。~日々の暮らしの中で見つけたもの~
最近、ゆっくりと空を見上げたことがありますか?
実は私、弊社のパイセンの影響で、ウォーキング&ランニングをしています。汗を流す心地よさもさることながら、この習慣が、私に忘れかけていた大切な感覚を思い出させてくれました。
走りながら、ふと見上げる空。 どこまでも続く青の深さや、夕暮れ時の淡いグラデーションに、思わず足が止まることがあります。心が沈んでいる時には、雲の切れ間から差す光に「もう少し頑張ってみよう」と背中を押されるような気持ちになります。
学生だった頃は、当たり前のように空を見上げていました。 通学路で季節の移ろいを空気で感じ、空の色で一日の始まりと終わりを知る。それは、日常の一部でした。
しかし、大人になり、日々の忙しさに追われる中で、いつからか私は地面や目の前の画面ばかりを見て過ごすようになってしまったのかもしれません。
再び空を見上げるようになってから、心に残った風景を写真に収めるようになりました。後から見返すためというよりは、その瞬間に感じた「綺麗だな」という純粋な気持ちを、大切に留めておきたいという想いからです。
「年を重ねたな」と感じると同時に、これはある種の豊かさではないかとも思います。 子どもの成長と共に自分の時間が増え、日々の喧騒から少しだけ距離を置けるようになった今だからこそ、空の美しさに心から感動できるのかもしれません。
「一日一日を、大切に生きよう」
壮大なことではなく、道端の花に気づいたり、空の色に感動したり、そんなささやかな瞬間の積み重ねこそが、日々の暮らしを彩ってくれるのだと、空は静かに教えてくれているような気がします。
この広い空の下、私たち成文組の仲間も、それぞれの現場で安全を第一に、社会を支える仕事に取り組んでいます。見上げる空は、皆同じです。
もし、少し心が疲れたなと感じたら、ほんの少しだけ立ち止まって空を見上げてみてください。 きっと、優しい景色があなたを包んでくれるはずです。
それでは、本日も一日、ご安全に。
